冷えたおなかはコンニャクで温める
【症状】
ダテの薄着をしたり、冷たい飲食物やからだを冷やす生野菜などを多食する人は、おなかが冷えて腹痛をおこしやすいものです。特に、日頃からからだが冷たい人は要注意。十分に保温に気を配りましょう。
【ツボ】
おなかのツボ
【治療】
おなかの冷えには、おなかを温めるに限ります。いろいろな方法がありますが、ここではコンニャクで温める方法を紹介しましょう。昔からよく知られた方法で、とても気持ちよく温まります。市販のコンニャク一丁を10分間ほど煮て、
2~3枚のタオルで包み、おなかの痛む部分の上にのせて、少しさめてきたらタオルを一枚ずつはいでいきながら約30分温めます。終わったら乾いたタオルで腹部の水分をよく拭き取り、おなかをすっぽり覆うタイプの下着をつけて保温しましょう。そして、熱い梅干し番茶を一杯飲んで休めば、とてもおなかが温まり、腹痛をおこしたことがウソみたいに楽になってくるはずです。
健康はあなたの“財産”です。昔から「治療より養生」といいます。健康な時こそ身体を大切に。「疲労は万病の元」。その日の疲れはその日のうちに回復させましょう。
全日本鍼灸マッサージ師会のホームページより