鼻づまりには後ろ首の指圧が大切
【症状】
風邪やアレルギー性鼻炎などで鼻水やくしゃみ等が続くと、しだいに鼻がつまってきます。これは鼻粘膜が充血して腫れ、空気の通りが悪くなるからです。
【ツボ】 天柱(てんちゅう)
【治療】
鼻づまりによく効くのは、鼻の周囲のツボではなく、後ろ首にある天柱。後ろ首の髪の生え際で2本の太い筋肉(僧帽筋)の左右の窪みにあるのが天柱です。両手を組んで後頭部にあてた時に、ちょうど親指の腹があたる部分がツボです。そのままグッと頭を後ろに傾けてツボを強く押す。鼻粘膜の血管が収縮してスーッと空気が通り始めるのがわかるでしょう。鼻がつまると、鼻で呼吸ができなくなるということで、口呼吸するようになります。そうすると大気汚染物質が鼻の大気浄化装置である鼻毛を通過せず、直接口から飛び込んでしまいます。そのためのどを痛め、ひいては全身に悪い作用を及ぼすので、鼻づまりは早く治すことが大切。
全日本鍼灸マッサージ師会のホームページより

